個別指導塾の優位性

個別指導の一週間の流れを詳しく解説。

週のサイクル

週の初めに計画を立てる

これは一見遠回りにも思えることですが、毎週最初に行うのがこの先一週間の予定を立てることになります。
計画を立てたって生徒の学力はアップしませんし、英単語を覚えられもしませんが、この計画は長い目で見据えた場合にとても有効な作戦となります。 志望校に合格する、その目標のためにゴールまでの計画をしっかりと立てて、それを実現させるためにはどんなペースで学力アップさせるかはとても重要です。 また一週間の授業内容を決めるだけではなく、それがどこまで吸収されたかテストで試すことも大きな意味を持ちます。
こうしたことにも力を入れている個別指導塾は、定期的に生徒と面談を開催してどんな予定でゴールを目指すか、あるいはゴールを近くに移動させたり遠くに変更したりと、生徒ごとに細かく対応しています。 誰にでも平等に同じ内容の指導をする、と言えば良いことのようにも聞こえますが、各生徒の学力に合わせて指導したほうが効率がアップするのは当然です。
限られた時間の中で最大の効果を発揮するように指導するのならば、生徒の状態を把握していなければなりませんし、そのためには授業の時間を多少減らしてでも積極的に面談を行っていくべきなのです。
これが無駄に感じる人もまだいるようで、そんな話し合いをする位なら一秒でも長く授業を受けさせてくれ、と言う意見もあるのですが、その考え方はもはや時代遅れであると断言いたしましょう。

テスト

一週間講師との濃密な時間を過ごしたら、その成果をテストで試す個別指導塾がほとんどかと思われます。 どこまで理解できているか、授業を漠然と聞いているだけではなくしっかり吸収できているかを毎週確認しながら月日を過ごすのです。
どんなに知識を身につけても受験でそれを発揮できなければ意味はありませんし、テストに慣れるという意味でもこのちょっとした定例行事は継続する価値ありです。 本番に弱い、そういわれる生徒も学習塾には大勢通っていますし、本番の受験に近い体験を繰り返しすることでそれを克服しようという狙いもあります。 客観的に実力を測る方法としてもテストはうってつけですし、個別ではない学習塾でも昔から模擬テストを取り入れているところはわりとあります。
講師に指導してもらって理解したつもりになっていた、でも実際にテストで出題されたら全然答えられなかった、という話もよく耳にしますし、生徒の学力を知るにはどうにてもこれが必要なのです。 勉強して理解したつもりになっていても出題された時に正しく解答できない、これではその科目をマスターしたとは言えません。 受験日に完璧に解答できるかどうか、それが全てなのです。
どこまで生徒が仕上がっているか、それを試して不足分があるのなら翌週の講義でカバーする、このサイクルのために個別指導塾では毎週テストが行われるのです。

PDCAサイクル

学生さんには聞きなれない言葉かもしれませんが、PDCAサイクルというのが外資系の企業を中心に広まっています。
これはどんな意味を持つ言葉なのかというと、一文字目のPはプラン、つまり計画を表わしておりまずは計画を立てましょうね、ということになります。
次のDはドゥー、日本語に訳すと行動というような意味になり、計画を実行せよ、そう解釈すれば概ね正しいでしょうか。
3文字目のCはチェック、これは計画通りに実行できているか検証せよという意味を持ち、実行後にそのままやりっぱなしではなくきちんと出来ているかの評価を皆さんもしましょうね、とのメッセージです。
最後のAはアクションで、検証の結果改善点が見つかったのならそこを修正して、次からはもっと上手に行動できるように知恵を絞りましょう、ということになります。
ビジネス用語として知られているこのPDCAサイクルですが、実は学生さんが挑む受験でも活用することが可能なのです。
計画を立てて授業を受け、その結果を検証してより効率的な授業を受ける方法を模索する、まさに個別指導塾そのものですね。 個別ではない学習塾ですと生徒個人に合わせて計画を立ててはもらえませんし、個人の検証結果で全体の授業を改善することもまずありません。
PDCAサイクルが成り立っていない、ただのDのみなのが普通の塾や予備校ですが、個別指導塾ではサイクルがしっかり確立されています。

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